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【1/13~3/26】松山俘虜収容所と収容所新聞『ラーガーフォイアー』 終了

2023年01月01日掲載 イベント
■期間■
2023年1月13日(金)~3月26日(日)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
  ※1/23(月)、2/27(月)は休館日となります。

■場所■
鳴門市ドイツ館 2階企画展示室

■料金■
大人400円 小人(小中学生)100円 (ドイツ館入館料として)

■概要■
 板東のドイツ兵捕虜たちがここに来る前、半数弱の人たちは松山俘虜収容所に収容されていました。彼らは板東でのさまざまな活動の中心となっていました。とくに講演会や印刷・出版などの文化活動では目覚ましいものがあります。板東の収容所新聞『ディ・バラッケ』の編集・執筆陣の多くは松山から来た人たちであり、彼らは松山時代に同じく収容所新聞『ラーガーフォイアー』を刊行していました。そのため、『ディ・バラッケ』には『ラーガーフォイアー』と共通する種類の記事や傾向が見られます。この松山の収容所新聞は第5号まで出したところで収容所当局から発禁処分を受けますが、その後も密かに刊行を続けました。しかし松山では少部数しか出せなかったため、板東に移った後、より大きな自由を得て復刻版を発行したのでした。
 ちなみに、「ラーガーフォイアー」とは一般的には英語の「キャンプファイア」と意味を同じくするドイツ語ですが、「ラーガー」には収容所という意味もあり、彼らは収容所で燃える火、捕虜となっても心の中で燃える火の意味を重ねて新聞のタイトルとしたのでした。
 鳴門市では今年度、鳴門市ドイツ館史料研究会の翻訳により『ラーガーフォイアー』のうち前半を第1巻として刊行することとなりましたので、松山俘虜収容所の紹介と併せ、今回の企画展示を開催することと致しました。

■お問い合わせ■
鳴門市ドイツ館史料研究会 TEL 088-689-0099

■主催■
鳴門市ドイツ館史料研究会
イベント概要
開催場所 鳴門市ドイツ館 2階企画展示室
開催期間 2023年01月13日 ~ 2023年03月26日
9:30~17:00(入館は16:30まで) ※1/23(月)、2/27(月)は休館日
料金 大人400円 小人(小中学生)100円(ドイツ館入館料として)
お問い合わせ先 鳴門市ドイツ館史料研究会
〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町桧字東山田55-2
TEL 088-689-0099

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板東俘虜収容所関係史料のユネスコ記憶遺産への登録を目指しています